このところ、現役を引退した高齢の人が外国為替(FX)で莫大な利益を上げながら税務申告せず、国税局から摘発されるという事件が何件が発生した事が報道されました。
高齢の人が簡単に大金を手にできるなら、俺もやってみようか と思う人がいるかも知れません。
ではFXってなんでしょうか?
FXとは、外国通貨を買い(または売り)、その通貨価値が上がったら売って(逆に下がったら買い戻して)その差額を稼ぐという商行為です。
ご存知のように外国通貨の為替レートは毎日変動します。
それは、金融機関や投資ファンドなどがその通貨の価値を判断して日々売買しているからです。
FXは自己資金の10倍~100倍もの金額の外貨を購入する事ができます。
これをレバレッジと呼んでいます。
レバレッジとはテコという意味で、小さな力(資金)で大きな物(外貨)を動かす(売買する)事ができるところからこのように呼ばれています。
しかし、一方でこれは非常にリスクの高い取引で、為替レートが自分の意図した方向に動いた時は大きな利益になりますが、一方で反対方向に動いた場合、それと同じだけの金額を失う事になります。
10倍なら変動の10倍、100倍なら変動分の100倍の金額を失う事を覚悟で売買をしなければなりません。
実際にリスクを伴う取引を行う前に、シュミレーションで架空の取引を行ってみるという方法もあります。
【CMS】為替取引を学ぼう
東証マザーズに上場しているオー・エイチ・ティー(6726)の急落で破産した個人投資家が続出したようだ。
ここはプリント基盤の検査装置などを作っている比較的地味な会社なのだが、2005年頃から株価の上昇が始まり2006年には100万円以上に急騰。
それにつられて多くの個人投資家が信用取引で大量の買い注文を入れたらしい。
業績に関係ない株価の上昇なので何らかの組織による株価操作の可能性が考えられるが、経験が浅く資金力の豊富な投資家はチャートに釣られて信用余力を最大限使って買ってしまったようだ。
2007年5月中旬、突然大量の売り注文が入り株価は急落。
あわてて損切りしようにも、ストップ安比例配分の連続で売る事ができず、何もできないまま株価は4分の1以下のレベルまで下落。
相澤証券では、個人投資家9人で10億円以上の未決済金が残っていると発表した。
預託金が3,000万円あれば1億円の取引ができるため、一財産作ろうとまとめて買いを入れた個人投資家はこの下落で全財産を失った上に借金数千万円を負った事になる。
破産手続きをしたとしても、株取引での損失は免責を受けられない可能性があるため、一生かかっても返済しなければならない悲惨な状態に追い込まれる可能性もある。
という事で、自分の支払い能力を超えた株の取引は止めましょう。
午前の株式市場で、楽天<4755.Q>が売り優勢の展開となり、連日の年初来安値更新。株価は昨年10月13日以来の4万円割れとなった。同社株の軟化が新興市場全般の投資マインドを一段と冷やしている。21日の新興3市場の指数は、いずれも軟調。(ライブドアニュースから引用
楽天は元々、現在の社長である三木谷氏他数人が集まってオンラインモーの運営を始めるところから出発した会社だ。
結果、それが大当たりして、金融・証券・旅行など次々と買収して巨大な企業グループを築き上げていった。
現在ではJリーグやプロ野球の球団を持ち、TBSという巨大な企業の筆頭株主にまでなったが、果たして企業として"格" はどうなんだろう?
恐竜は体が大きくなりすぎて環境に順応できなくなったために絶滅したのではないか という説がある。
現在の楽天を見ていると、拡大路線を追い求めるばかりで、企業の本来の価値が発揮できていないのではないだろうか と感じる。
その技術力を、少しは納税以外の社会貢献にも提供して欲しいものだ。